にぐちの日々と備忘録

地方でそこそこ楽しく暮らしてるにぐちが、考えてることを駄々流しにする場所です。ぐだぐだ考えてることを文字にしています。趣味は旅行と観劇。そうです、現在絶賛大打撃中。

「いい」旅行にするための4つの手順

函館旅行について書く前に、私が旅行をするなかで見つけた計画のコツをまとめてみようと思います。特に大学生なりたてで、長期休暇にどこか行きたいけど計画が面倒くさい、とか、予約が大変そうで二の足を踏んでる、という人向けです。私もはじめの頃は予約の度になんか怖いと思っていたし、やること多くて面倒くさいと思っていました。でも、面倒くさいのは決めるべきことと決める順番を知らないから。最低限の決めるべきことを順序に沿って決めていけば自然と計画は立つんだ、と気づいてからはかなりスムーズに、そしてスピーディーになりました。旅行は「行きたい!」と思ってから予約完了までいかに早く進めるかが勝負。そして最低限の計画さえそれなりにしていれば、奇跡に頼らない「いい」旅行に近づくと私は思っています。最低限の計画を立てる3つの手順をみていきましょう。

※ところどころサイトの紹介がありますが、回し者ではありません。

 

①行きたい!と思った理由を書き出す

 突拍子もなく行きたい!と思うこともゼロではないですが、おおよそなにかしら理由があって行きたい!と思うもの。スカイツリーにのぼりたい、国立博物館の企画展がみたい、友達に会いたい、推しの作品がみたい、などなど色々あります。これをまずは書き出す、または声に出してみることが実は一番大切です。ぼんやりしたままだと予約まで行き着きづらくなるからです。特に文字で書き出しておくと②で楽になります。

 突拍子もなく行きたい!と思ってしまったあなた。全然良いですよ。かくいう私もそれで徳島に行きました。(この話も追々載せたいと思います。)そういう人は検索して、(例:「東京 観光」「東京 遊ぶ」「東京 イベント」)なにがあるのか調べます。そのなかでいいなと思うものを書き出してみましょう。

 

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思いついたことは全部書いてしまう!次の旅行にも繋がります

 

②拠点を決める

 行きたいと思った理由を書き出すと、旅行の目的が決まります。同時にその目的を達成できる場所も決まります。すると大体このエリアに目的が集中しているな、とか、路線図を見てここなら乗り換えが楽だなという場所が見えてきます。この時点で宿泊場所を決めてしまうのがポイント。あとから日帰りでいいや、となってもキャンセルするだけ。そのためキャンセル料がかからないサイトでまずは仮押さえします。私は某B社のサイトを使用していますが、使いやすいもので大丈夫です。決めるポイントは①駅からの距離、②価格。駅から近くて損はしません(マジで)。某B社の場合、キャンセル無料のチェックボックスにチェックを入れ、価格帯で絞り、地図上で選ぶことが出来るので、その中でいいな、と思ったところをまずは押さえます。「仮」なので、まず予約を完了してしまうことが大切です。

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とりあえず予約は押さえておきましょう





③移動方法を決める

 移動手段として考えられるのは飛行機、電車(新幹線含む)、バス、船(フェリー等)、レンタカーです。それぞれのポイントをまとめると以下のようになります。

 

飛行機*

一番身体に負担が少なく、移動時間も節約できる。ただ搭乗時間の1時間前には空港にいた方がいいので待機時間は長い。移動距離800km超ならまずは考えてみて欲しい。直前は高いが、航空会社によっては学割やU22などお得な価格設定がある場合も。一番割引がきくのは早割なので、○ヶ月先の予定ならおすすめ。

バス

なんと言っても安い。移動距離400km位で4時間、700km超で9時間の乗車時間が目安。昼夜様々な便があるので、比較サイトで検索するのがおすすめ。特に夜行バスは全く寝られないこともあるため、体力ならびに翌日の予定と要相談。

船*

発着場へのアクセスが容易なら、かなりアリな手段。様々なプランがあり自分のスタイルに合わせて選べるのが特徴。船に乗るというだけでも特別感は強まるので、思い出に乗るのも良いかもしれない。

電車(新幹線含む)*

オールマイティな移動手段。都市部ならとりあえず電車移動を考えておけば失敗は少ない。学割は運賃の2割。特急券に学割は効かないので注意。しかし往復で購入すると学割に加えて復割が効くので、最終的に4割安く買える。そのほかにも地域ごとお得なきっぷがあるので窓口に相談するのが良い。

レンタカー

一人では割高だが、二人以上になると割安になりがち。時間の融通が一番利く。地方ではレンタカーを借りることを強くおすすめする。ただの移動時間がドライブへと早変わりするので免許を持っている方にはおすすめ。ただ、安全には一番気をつかわなければならない。

 

 私は大体こんな感じのイメージを持っています。移動距離は目安ですので、そんな感じか、と思っていてください。ちなみに移動距離800kmは東京から山口、400kmは東京から大阪です。本州から九州など、海を越える場合は飛行機や高速バスが楽だったりします。

 移動手段を決めるポイントは、時間と費用と体力の3つを総合して考え、一番納得できるものにすることです。意外と比較は簡単です。出発地から目的地、と検索してしまえば、あらゆるサイトが比較してくれます。個人的に見やすいのはNAVI○IMEですが、使いやすいものを使いましょう。所要時間と費用が一覧になるので、あとは自分の体力と照らし合わせて絞り込みます。

 さて、移動手段が決まると移動時間が決まります。こうなると、日帰りという選択肢が浮かび上がります。日帰りなのか宿泊なのか、大きな分岐点です。日帰りでいける!となったら先ほどの予約はキャンセルして終了です。

 宿泊の場合ももう拠点は決まっているので、公式から予約した方が安いのかそのまま予約を継続するのかHPを比較していきます。たまにHP予約の方が特典がついていたり、割引があったりするので見てみてください。条件のいいところを見つけて、そっちにしよう!と思ったら、仮予約は新規予約を取ってから取り消す、これが鉄則です。仮予約はセーフティーネット。確実に押さえましょう。

 

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どんな旅行にしたいか、イメージも膨らませつつ決めます。
+α パックを探す

 宿泊と移動、単体で押さえるよりも一緒になったパックプランの方が安い場合もしばしば。さきほど挙げた移動手段のなかで*印がついているものはパックの提案がよく見られるものです。①~③の手順を踏んで、大体の価格が分かったら探してみることをおすすめします。羽田、伊丹など主要空港発着だったり、東海道新幹線を利用したりする場合はお得なパックが数多く提案されています。もしかしたらお目当てのチケットと一緒になったプランもあるかも知れません。新幹線の場合、日帰りパックも数多く提案されています。「東京 大阪 新幹線 パック」などと検索すると良いでしょう。パックの提供元も要チェック。聞いたことがない会社はトラブルの原因になるので、とりあえず検索することをおすすめします。

④決まった計画を記録として残す

 決まった!で安心したところで仕上げの記録。私はExcelで作っていますが、①時間、②場所、③すること、をまとめておきます。たとえばこんな感じです。

例:仙台発着 一泊二日でスカイツリーにのぼることを目的とした場合

 4月1日

 9:24   仙台駅発 

 11:24 東京駅着

     上野駅から押上駅まで移動→スカイツリーにのぼる

 19:00 ホテルチェックイン

 4月2日

 18:00 東京駅発

 19:29 仙台駅着 

 

 もうこれだけ書いておくだけで良いんです。文字として記録として残すか否かが大切です。

 

さいごに

 旅行の計画ってそんなもんか、と思って頂けたでしょうか。

①旅行の目的を決めるため、行きたい!と思った理由を書き出す

②宿泊先を仮予約!拠点を決める

③「出発地から目的地」でググって移動手段を決める 

④計画がわかるように記録しておく

 この3つの手順を踏めば旅行の計画は立ってしまいます。特に大切なのは一番最初に旅行の目的を決めること。ここが決まらないと②、③で悩んでしまいます。何で行きたいと思った!?と自分に聞いてみて、行きたいと思ったその瞬発力で決めてしまいましょう。ちょっとざっくり過ぎるところもあるので、今後掲載する実際の旅行談も参考にしてください。